現在
2023-02 ~ : カントリーマネージャー, Weights & Biases, Inc.
Weights & Biases (WandB) は機械学習エンジニア・運用者から圧倒的な支持を得ている実験管理・MLOpsプラットフォームです。OpenAIやStability AIなど、最先端の生成AI開発企業のほとんどが利用しており、開発における再現可能性やチームのコラボレーションの促進など、大規模なML開発には欠かせないインフラとなりつつある。2023年に私が中心となり日本法人の立ち上げを行い国内でもマーケットシェアを広げている。
過去のポジション
2021-09 ~ 2023-02 : COO(最高執行責任者), Qosmo, Inc.
データ・AIの活用は今や広く産業界に定着しつつあるだけでなく、スポーツやアートなどの非産業分野にも広がっている。特にAIが人間のクリエイティビティーにどのような影響を与えるのか、『創るためのAI』で代表の徳井さんが示した可能性に共感し、ジョインした。
2015-12 ~ 2021-07 : チーフデータサイエンティスト → CEO, DataRobot, Inc.
世界でも有数のデータサイエンティストが集まる米DataRobot, Inc.社の革新的なサービスに感激し、日本一号社員・データサイエンティストとして本邦における事業の立ち上げを行う。機械学習を使った予測モデルを自動的に生成し、実ビジネスにおける課題解決に誰もが活かすことができるプラットフォームを提供。チーフデータサイエンティストとして技術部門を統括したのちJapan CEOに就任。事業は急成長を続け、退任時には企業価値3000億円以上、日本国内のチームも60名に成長した。
2013-04 ~ 2015-10: Founder/CEO, 白ヤギコーポレーション
次世代情報収集サービス「カメリオ」とメディア向けレコメンドエンジン「カメクト」を提供。弊社R&D部門においては学習型アルゴリズムや自然言語処理を応用した技術開発を統括すると同時に、多種のデータ解析分野においてコンサルティング。シードラウンドからシリーズB資金調達のステージを通じて事業の成長をドライブ。
2010-04 ~ 2013-03: コンサルタント, ボストン・コンサルティング・グループ
主に大企業をクライアントとし、小売り、IT、製薬、電機製造などの業界において、経営戦略コンサルティングを行う。2011/2012年にはBCGニューヨークオフィスの戦略インスティチュートにて、「戦略に戦略が必要な理由とは」等の研究を行い、戦略スタイルの定量的分析にそれまでの分析経験を応用。研究結果はハーバードビジネスレビューにも出版された。
2007-09 ~ 2010-02: ポスドク研究員, ニューヨーク大学
「神の粒子」として知られるヒッグスボゾンの研究にも使われた統計解析ツール、RooStatsを開発した。並列計算システムを使ってLHC加速器で観測される大量のデータの処理及び物理学的知見からの統計解析を行い、数々のデータ処理タスクフォースに参画。また、トップクォークの研究も続け、LHCのワーキンググループでは分析に必要となるモンテカルロ・シミュレーションの生成を任される。
2004-09 ~ 2007-06: 実験素粒子物理学 博士, ロンドン大学
LHCにおけるビッグデータ解析のための分析フレームワークを構築すると同時に、最も思い素粒子として知られるトップクォークのスピンの計測に必要となるシミュレーション技術を確立。その後同じプロジェクトで知り合ったKyle Cranmer氏がNYUの助教授に昇格する際にアシスタントにならないかと声をかけられ、二つ返事でNY行きを決めた。