からYAMAPはずっと愛用していたし、以前から何かデータx山でお手伝いできることはないかな?なんて思っていたんですが、この度ご縁あってYAMAPのデータAIアドバイザーをさせて頂くことになりました。

自分自身に向かい合うことは時として辛いことで、普段は目を背けているような自分の短所や、苦手なことに光を当てなくてはなりません。「自分の強みにだけフォーカスしろ」というのはたまにきかれますが、成長過程のヒューマンにはあまりいいアドバイスだとは思いません。さらに、そのような振り返りの過程や、そこで学んだことを周りの人たちに共有するのはとても勇気が要ります。「人のアドバイスなんか聞かず、自分の信じている通りにやれ」というのも、言われたことがありますが、本当に大切なのは「人からのアドバイスを聞き分けること」だと知りました。

社会全体で見たときに、社内の効率化、自社製品への導入、新規事業の創出、非専門家の技術活用など、AI技術の活用に関しては日本の企業は他国に類を見ない意欲の高さで臨んでいると実感しています。AI Experienceにおいても、日本の主産業である製造や小売りを始め、メディア、製薬、金融、オンラインサービス、物流など、非常に幅広い業界の企業が事例を紹介し、AI活用の最先端を見せつけてくれました。この事実を知らない人こそ、これから取り残されていく人でしょう。

このビジネスは、まだまだ成長途中ですが、多くの人をインスパイアしながら、ドキドキは続きます。初めてDataRobotを見たときに「これは行けるんじゃないかな」と思った感覚は、自分の中では随分前から確信に変わっていたけれど、多くの人にとっては、このイベントの体験が、いろいろな疑問を確信に変えるきっかけになったと思います。

「世界が思い通りにならないことを恐れてはいけないよ。不完全な世界、理想には届かないプロダクトだからこそ、ここにいる皆が必要とされてるんだから」DataRobotに入社してから1年半が過ぎようとしていますが、会社は輪をかけてカオスです。会社の60%以上が私が入社して以来加わったメンバーで、更に先日のシリーズCでの調達を皮切りに、急速に採用が進んでいます。
DataRobot Japanでも至急人を募集しています。

ちょっと挑発的なタイトルですね。でも人間の仕事はどんどん変わっていくものです、これは必然。人間に対する脅威とかではなくただの必然。今手動で行われている仕事をどんどん自動化して機械がやってくれるからこそ、更に価値のある仕事ができるわけで・・・

いま一緒に仕事をしているリクルートの加藤さんとこの前と飲みに行って、「データロボットがこのタイミングでシバタさんを見つけられたのは奇跡です」と言われたんです。どういうことかなーと一瞬思ったんですが、自分でもそうかな、という気がしています。Right Time & Right Place に身を置くことができるのはすごくドキドキしますよね。そしてその中でRight Jobができるのはビリビリします。

統計学が最強の学問であるなどということが言われ、統計学チカラは広く認められ、そしてもてはやされているようです。私も長年統計学のチカラを強く信じ、そのチカラを使って世紀の大発見を行うための研究を行っていました。
でも世界は繰り返さない。世界は今とは違うものになる。そんな時に私達に必要とされるのは、統計学ではなく・・・